丘晴通「Second to Third place」
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従来のキャンパスにサードプレイス的な要素を組み込むことで近隣の大学やオフィスなどとの交流を図り、その地域に住み着くような、より開かれたキャンパスを提案する。
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サードプレイス的な要素とキャンパス的な要素を「日大生のみが利用する場所」「地域の人と日大生が一緒に利用する場所」「地域の人が利用できる場所」の3つに再構成した。
それをサードプレイスから徐々に階数を重ねるごとにキャンパスに近づくように配置した。
さらに、そこに吹き抜けを設けることで、それぞれのゾーンを立体的につないだ。
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1階から3階までは地域の人が自由に入ることができるスペースになっている。
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外部のテラスと同じヴォリュームを内部に取り込むことにより外のつながりをより強めた。
講評:与えられたプログラムを単に並べるのではなく、様々な関係性からゾーン分けし、平面および断面方向に関係性をもたせながら、建築として解いた秀作である。基本的な構造フレームに、敷地から導き出される平面を巧みに利用した吹き抜けが空間に多様性を生み出している。植栽を使った外部との繋がり方も秀逸である。プレゼにおいて、もう少し丁寧につながり(特に平面、サードプレイス)を表現できたらより分かり易かったと思う。(永曽)